モルモット感謝の日特別イベント「モルもっとしろう!」
モルモット感謝の日はカナダの動物保護団体がモルモットの正しい飼育方法や接し方を広めるために制定した日です。円山動物園では、7月19日(日)にモルモットに親しみを持ってもらうとともに、体のつくりや生態について理解していただくことのできる特別イベント「モルもっとしろう!」を、KDPとの共催ワークショップとして実施しました。


今回のワークショップでは、地球環境とそこに暮らす命のために何かしたい。動物が好き、生き物が好き、もっと知りたい。そんな学生が集う「命と自然の学生基地」のメンバーで北海道大学の学生のみなさん4名にも協力いただきKDPの学生2名とともに実施しました。


今回のワークショップは円山動物園で飼育されているモルモットの顔の特徴を描いたお面のペーパークラフトの工作です。飼育員の方々にアドバイスをいただきながらデザインしたペーパークラフトは、モルモットのさまざまな模様の中から7種類を選んでデザインしました。オレンジ、ベージュグラデ、チャクロ、チャ、シロ、シロクロ、ハナクロの7種類で、それぞれとてもかわいいお面となっています。


会場は円山動物園内のこども動物園にある、モルモットを飼育展示している建物の中です。すぐそばで飼育されている16匹のモルモットをガラス越しにみることのできる会場です。モルモットのくるりと巻いた小さな耳の話、モルモットのそれぞれの個体の模様の違いや生態の特徴など、いろいろなお話をしながら工作をしました。そして作りながら疑問におもったことやわからないことは、実際のモルモットの様子を観察に行くなど、子どもたちと学生が会場の中を行ったり来たりしながら楽しく工作をしました。そして、できあがったお面をうれしそうに被って楽しく記念撮影。そのままお面を被って園内に出かけていきました。


今回のワークショップは9時30分から15時までの開催を予定し、ペーパークラフトは50人分用意しましたが、多くの子どもたちが参加してくれたおかげで14時には予定していたペーパークラフトが全て無くなり、予定時間よりもはやく終了することになってしまいました。そのため参加希望にお応えすることのできなかった方々もいらしたことから、今後は十分な準備をしていきたいと思っています。
また、今回協力してくれた命と自然の学生基地のみなさんとも、お互いの活動の様子などいろいろなお話をすることができ、わたしたちにとっても貴重は体験をすることができました。